フェナステリド(プロペプシア)が効く人と効かない人、使えない人

AGAは男性型脱毛症のことで、Andorogentic Alopeciaの略です。Andorogenが男性ホルモン、Alopeciaが脱毛症と言う意味です。思春期以降、おでこの生え際や頭頂部の髪がどちらか一方からまたは両方から、薄くなっていくのが特徴です。

このAGA(男性型脱毛症)の治療によく使われるのが、フェナステリド(商品名はプロペプシア)という薬剤です。

どんな人でも、薬を使うのなら効く薬を使いたいし効果のない薬にお金を賭けたくないと思うのが当然のことでしょう。薬を使う前に自分に「この薬が効くかどうかを調べることができるといいのにな」と思ったことも多々あるのではないでしょうか。

実は、プロペプシアが効くかどうかを事前に調べることができる検査があります。

■プロペプシアが効くかどうかを調べる検査

それは、AGA遺伝子検査と呼ばれている検査です。あなたの薄毛の原因に、男性ホルモンが関与しているかどうかが分かります。

AGAの原因である悪玉男性ホルモン(DHT)は、テストステロンと言う男性ホルモンが5αリダクターゼの影響で変化したものです。フェナステリドは、この5αリダクターゼの働きを抑制する薬です。5αリダクターゼの働きが抑えられるので、AGAの原因となっているDHTも作られなくなるというメカニズムです。

この検査を受けると、あなたの薄毛が男性ホルモンが原因で起こっているのか、他の原因で薄毛になっているのかが分かります。男性ホルモンが原因であれば、AGAというなので、フェナステリドの効果が期待できます。

さらに詳しく解説すると、5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、フェナステリドはⅡ型には効果があるのですが、残念ながらⅠ型には効果が期待できません。Ⅰ型の場合はフェナステリドではなくザガーロを勧められることが多いです。

AGA遺伝子検査の費用は病院によって違いますが、2万円くらいが相場だと言われています。この2万円の中には、フェナステリドを使用するにあたって、肝機能は大丈夫かなどの一通りの検査も含まれているケースも多いです。

検査と言うと何やら痛いことをされるのかと思ってしまった人もいるかもしれませんが、採血で出来る検査です。

■フェナステリドの副作用


どんな薬にも副作用はあります。医師は副作用とメリットを天秤にかけて、メリットが上回る時に薬の使用を検討します。

フェナステリドの副作用には、勃起障害や精液量の低下、男性不妊症、肝機能の低下などが報告されています。肝機能に関しては、フェナステリドを使用する前にチェックするはずですが、使用後も時々は採血をして副作用が出ていないかチェックする必要があります。

■フェナステリドが使えない人

肝機能が低下している人や女性の薄毛に、フェナステリドを使う事はできません。そして、未成年に使用することは認められていない薬剤なので、服用できるのは20歳以上の男性となります。

また、もう一つの注意点として、服用中は輸血はできないという事を覚えておいてください。

■どれくらいの効果があるのか

さて、AGA遺伝子検査で効果が期待できると分かったとしても、どの程度の効果なのかが知りたいところでしょう。

こちらで入手した資料によると、プロペプシア1㎎を1年間続けたところ、軽度改善異常が58%、3年間の使用では72%が改善し97%が進行を抑制したとなっています。

■個人輸入はお勧めできません

フェナステリドを個人輸入やその代行業者を通じて購入して、コッソリ薄毛治療をしようと思っている人も多いようですが、お勧めはできません。

効かない人が使用してもお金がもったいないし副作用のリスクもあるからです。やはりまずは自分とって効果が期待できるかどうかを調べてから服用するのが賢明ではないでしょうか。

そして、肝機能が低下していてもほとんど自覚症状がないことが多いです。気づかずにフェナステリドを服用した場合の事を考えると、きちんと医療機関で肝機能などのチェックをして貰ってから服用を検討した方が良いでしょう。また、服用中も時々は副作用が出ていないか採血をして検査をすることが大切です。

さらに、個人輸入やその代行業者を通してGETした商品の中には、質の悪い物や偽物も少なくないのです。フェナステリドにはジェネリックもあるので、まずは美容皮膚科やAGA治療に詳しい医療機関で相談することをお勧めします。

そして、用量や用法を守って使ってください。

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